やはり「書く」ということは欠かせないだろう。
漢字などは、書くことによって、やはり記憶が強化される。
むしろ、「手で覚える」という表現の方がしっくりくる。
「記憶」は「脳」に、現代では結びつけられるが、
身体の様々な部位に記憶が宿る、という方が、より体感的には正しい気がする。
実際、臓器移植をされた人物が、臓器の提供者の記憶を夢の中で追体験することなどがあることなど聞くと、
やはり、記憶は脳のみに偏在するのではないという裏付けになる。
では、手がない人はどうなのか。
手がなくても、イメージとして手で書く、という動きをトレースすると、
「見えない身体」が動き、それをとおして身体で覚える、ということにつながると思われる。
実際、手を動かせないとき、心の中で字をトレースすることなどはよくあることだ。
R.シュタイナーは、「エーテル体」という言葉で良く表現したが、
東洋では気の身体とでも言うべき見えない身体の動きは、
必ずしも物理的身体に縛られない面がある。
運動選手などが、イメージトレーニングやシャドートレーニングを良く行うのも、
このエーテル体とも、気の身体とも言えるような、見えない身体で反復強化を行っていると言えるだろう。
「反復強化」ということは、非常に重要な教育の要素だ。
これを単なる無味乾燥な反復に終わらせず、
生き生きとした喜びと共にある反復強化として、子どもも大人も大事にできれば、
非常に価値のあるものになる。
漢字の学習について「さかのぼり繰り返し」について書いたのが、関連なので内部リンクを貼っておく。
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